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山形県

上山市園芸作物産地化研究会

レッド・コミス

強い甘味と高貴な香りの
真っ赤な洋梨

Engei Sakumotsu Sanchika Kenkyukai

真っ赤な洋梨
「リーガル・レッド・コミス」

「リーガル・レッド・コミス」は1960年(昭和35年)にアメリカ、オレゴン州においてチャールズ・キニー氏が自園で発見した「ドワイエンヌ・デュ・コミス」の枝変わりとされています。西洋梨の中でも果皮が赤い品種は希少性が高く、見た目も綺麗なので人気です。
「リーガル・レッド・コミス」の果形は首が長くない短びん形をしていて果皮は赤色の縞状に染まっています。収穫時は赤褐色ですが追熟すると果実全体が鮮やかな赤色の縞状に着色します。これはキメラと言い、2つの遺伝子を持っていることからでる特徴となっています。

強い甘味と上品で
高貴な香りが魅力

糖度は高く15度にもなる品種で、果肉は乳白色をしていて緻密で食感も滑らかまた、「ドワイエンヌ・デュ・コミス」の特性である芳醇な香りもしっかり受け継いでいます。

上山市園芸作物産地化研究会とは

上山市に「リーガル・レッド・コミス」が導入されたのは2011年、2014年山形県上山(かみのやま)市で日本で初めて結実に成功しました。
生産者や市、大学などで構成される「上山市園芸作物産地化研究会」を設立。試験栽培を行い「リーガル・レッド・コミス」の産地化に取り組みはじめました。まだ日本で栽培されていない「リーガル・レッド・コミス」は赤系の品種の特徴で生育が非常に良くなく、他の品種に比べて格段の差で生育に違いが出るなど収穫時期や管理方法など全くわからない中でスタートし手探り状態の中栽培を続け日々研究を進めながら今年で栽培開始から13年目となり、美味しい果実が育つようになりました。
「上山市園芸作物産地化研究会」の農園の皆さんの努力の結晶 希少な「リーガル・レッド・コミス」ぜひこの機会にいかがでしょうか。

Information

生産者 上山市園芸作物産地化研究会
所在地 山形県